Selfish


































　　　　　　　　　　　　　　　　　　「。いい加減､はなしやがれ」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　だめ　」














　　　　　　　　　　────────誰がはなすものですか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そしたら　アンタ────────






























　　　　　　　　　　　　　　　　　「だったら問答無用｡斬るぞ｡」






　　　　　　　　　　　　　　　「･･ﾊﾞｶ｡　離したらアンタいっちゃうでしょ？」









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　オレは任務だ　」











　　　　　　　　　　　　　　　　　「きのう帰ってきたばかりでしょ？」








　　　　　　　　　　　　　　　　　　「関係ねェ｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オレはただ仕事をこなすだけだ｡」






















　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･かっこつけちゃって（くす）」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




























　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･死にてェようだな｡」














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　まさか　」






















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「だったら　離せ｡」










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　いや　」




























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　･･だって･･心配じゃない･･





























　　　　　　　　　　　　────それに､「きのう帰ったばっかで完治､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　してないんでしょ･･？　キズ｡」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･ほとんど治ってる　」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　･･完治してないんでしょ」








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　・・・・｡　」












　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･そんな状態だったら､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンタ　やばいんじゃない？」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そんなことになるかよ」





















　　　　　　　　　　　　　　　　「･･うまく　戦えなくて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　他のひとに迷惑かけちゃうんじゃない？」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「かける訳ねえだろが!!」











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･それにっ･･」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「おい｡」








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･なによ･･」　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　「､　テメェ何がいいてぇんだ｡」











　　　　　　　　　　　─────────────だって､






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　･･･だめよ　」
　　　　　　　　　　　









　　　

















　　　　　　　　　　　　　　　───────────だって､私･･









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ああ？」





























　　　　　　　　　　　　　　　───────アンタのことが
























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･いかないで　」
































　　　　　　　　　　　　　　───────心配で仕方がないの　































　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･　」
























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･なに･よ」















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　離せ｡　時間だ　」














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･ちょっ､私の話きいてん･･」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　黙れよ　」














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「っ････｡」



















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　お前はここでまってろ　」













　　　　　　　　　　　　　　　　　「は･･？私元々　メンバー入ってないでしょ」











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･･馬鹿か　」







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それはアンタでしょ｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　･･人のｷﾓﾁも知らないで･･」


























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　オレを　」


































　　　　　　　　　　　　　　　　　　一瞬､　小さくきこえた　こえ





































　　　　　　　　　　　　　　　　「･･オレをまってろっていったんだ　」
































　　　　　─────────────コイツは何をいってるの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勝手すぎよ､私の話なんていつも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全然きいてくれないのに─────────────






























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　じゃあな　」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サラｯとなびくかみから､



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石鹸の香りが　ただよう




























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　　神田っ!!　　」







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたは　黙って　ふりかえる　　






























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･まってる･･わ」








　　　　　　　　　　　　　　　　　　いまの私にはせいいっぱいのｺﾄﾊﾞ


































　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･まってるから､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いちばんに　私に会いにきてっ」






　　　　　　　　　　　　　　　──────伝えたいｺﾄ､　まだいっぱいあるから



































　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　気が､むいたらな　」































　　　　　　　　　　　　　　　　　　うそ｡　きっと貴方は､１番にくる｡




























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　つっぱっちゃって　」



　　






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから､そのﾄｷ｡




































　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　つっぱってねェ　」










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　きいてほしいの｡




































　　　　　　　　　　　　　　　　　　「･･神田､　いってらっしゃい　」














　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　あぁ　」





















































　　　　　　　　　　　　　　　　　─────────あなたがすき｡













































END　　･･Selfish･･

　神田夢Up*。
　これは,神田の冷たいけど
　それだけじゃないって所を
　意識してかきました（笑
　少しでも気にいって
　頂けたら嬉しいですwww


涼宮柚茄